2026年版・2-3

標識と掲示板の基準の一問一答

危険物乙4「危険物に関する法令②」から、標識と掲示板の基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-3

製造所等の見やすい箇所に設ける「標識」の基準として、正しいものはどれか。

  • 幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板とし、地を白色、文字を黒色とする
  • 幅0.5m以上、長さ1.0m以上の板とし、地を黄色、文字を赤色とする
  • 幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板とし、地を赤色、文字を白色とする
  • 幅0.2m以上、長さ0.4m以上の板とし、地を青色、文字を白色とする
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正解 幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板とし、地を白色、文字を黒色とする
解説
危険物の規制に関する規則第17条により、製造所等には見やすい箇所に危険物施設である旨を表示した標識を設けます。その大きさは幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板とし、地の色は白色、文字の色は黒色と定められています。標識は「ここが危険物施設である」ことを示すもので、注意事項を示す掲示板とは役割が異なります。

【試験の罠】赤地に白文字は「火気厳禁」「火気注意」の注意事項掲示板、青地に白文字は「禁水」の掲示板の配色です。標識と掲示板で配色を取り違えさせる選択肢が定番なので、標識=白地黒文字と確実に覚えましょう。
問22-3

製造所等に設ける「掲示板」に表示しなければならない事項として、法令上定められていないものはどれか。

  • 危険物の類、品名及び貯蔵・取扱いの最大数量である
  • 貯蔵し又は取り扱う危険物の指定数量の倍数である
  • 危険物保安監督者の氏名又はその職名である
  • 製造所等の設置許可を受けた年月日と許可番号である
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正解 製造所等の設置許可を受けた年月日と許可番号である
解説
危険物の規制に関する規則第18条により、掲示板には、貯蔵し又は取り扱う危険物の類、品名、貯蔵最大数量又は取扱最大数量、指定数量の倍数、そして危険物保安監督者の氏名又は職名を表示します。掲示板の大きさは標識と同じく幅0.3m以上、長さ0.6m以上で、地は白色、文字は黒色です。

【試験の罠】許可年月日や許可番号は完成検査済証などに記載される事項であって、掲示板には表示しません。また保安監督者は「氏名又は職名」でよく、氏名の記載が必ず必要というわけではない点も問われます。
問32-3

製造所等に設ける注意事項の掲示板の種類として、法令に定められている3種類の組み合わせはどれか。

  • 「火気厳禁」「火気注意」「禁水」の3種類が定められている
  • 「火気厳禁」「取扱注意」「衝撃注意」の3種類とされている
  • 「火気厳禁」「禁水」「立入禁止」の3種類とされている
  • 「火気注意」「禁水」「静電気注意」の3種類とされている
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正解 「火気厳禁」「火気注意」「禁水」の3種類が定められている
解説
危険物の規制に関する規則第18条により、貯蔵し又は取り扱う危険物の性状に応じ、「禁水」「火気注意」「火気厳禁」のいずれかを表示した掲示板を設けます。禁水は青地に白文字、火気注意と火気厳禁は赤地に白文字です。危険物の危険性の種類に応じて、避けるべき行為を端的に示す仕組みになっています。

【試験の罠】「取扱注意」「衝撃注意」「静電気注意」といった、いかにもありそうな表示は法令上の注意事項掲示板には存在しません。運搬容器の外部表示の注意事項と混同しないよう、3種類だけと割り切って覚えます。
問42-3

「火気厳禁」の掲示板の地の色と文字の色の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  • 地は青色、文字は白色とすることが定められている
  • 地は赤色、文字は白色とすることが定められている
  • 地は白色、文字は赤色とすることが定められている
  • 地は黄赤色、文字は黒色とすることが定められている
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正解 地は赤色、文字は白色とすることが定められている
解説
危険物の規制に関する規則第18条により、「火気厳禁」及び「火気注意」の掲示板は、地を赤色、文字を白色とします。第4類危険物である引火性液体を貯蔵・取り扱う製造所等には、この「火気厳禁」の掲示板が必要です。火という危険を赤で警告する、直感的にも分かりやすい配色です。

【試験の罠】色の順序を入れ替えた「白地に赤文字」という選択肢が必ず混ざります。掲示板は地の色が警告色、文字が白という組み合わせだと覚えると、禁水(青地白文字)にも共通して適用でき、迷いません。
問52-3

「禁水」の掲示板に関する記述として、正しいものはどれか。

  • 地を青色、文字を白色とし、第3類の禁水性物品等に必要となる
  • 地を白色、文字を青色とし、すべての第4類危険物に必要となる
  • 地を青色、文字を黄色とし、第2類の引火性固体に必要となる
  • 地を緑色、文字を白色とし、第6類の酸化性液体に必要となる
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正解 地を青色、文字を白色とし、第3類の禁水性物品等に必要となる
解説
水と接触すると発熱・発火したり可燃性ガスを発生したりする危険物には「禁水」の掲示板を設けます。対象は第1類の危険物のうちアルカリ金属の過酸化物又はこれを含有するもの、及び第3類の危険物のうち禁水性物品です。配色は地が青色、文字が白色です。

【試験の罠】第4類危険物は水より軽く水に浮くため注水消火が不適当ですが、水と化学反応を起こすわけではないので「禁水」の掲示板は不要です。第4類に必要なのは「火気厳禁」であるという点を確実に区別しましょう。
問62-3

「火気注意」の掲示板を設けなければならない危険物として、正しいものはどれか。

  • 第4類の危険物であり、引火性液体のすべてが対象となる
  • 第6類の危険物であり、酸化性液体のすべてが対象となる
  • 第2類の危険物であり、引火性固体を除いたものが対象となる
  • 第5類の危険物であり、自己反応性物質のすべてが対象となる
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正解 第2類の危険物であり、引火性固体を除いたものが対象となる
解説
第2類の可燃性固体のうち、硫黄や赤りん、金属粉などは「火気注意」の掲示板を設けます。一方、同じ第2類でも引火性固体は蒸気を出して引火する危険が高いため、より強い警告である「火気厳禁」が必要です。第3類の自然発火性物品、第4類、第5類も「火気厳禁」の対象です。

【試験の罠】「火気注意」と「火気厳禁」はどちらも赤地に白文字で見た目が同じため、対象物の違いを問う形で出題されます。第2類の引火性固体だけが仲間外れで火気厳禁になる、という例外を押さえておきましょう。
問72-3

第4類危険物のみを貯蔵し、取り扱う製造所等に必要な注意事項の掲示板として、正しいものはどれか。

  • 「火気注意」の掲示板のみを設ければよいとされている
  • 「火気厳禁」の掲示板を設ける必要があるとされている
  • 「火気厳禁」と「禁水」の両方を設ける必要がある
  • 水に浮く性質があるため、注意事項の掲示は不要である
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正解 「火気厳禁」の掲示板を設ける必要があるとされている
解説
第4類の危険物は引火性液体であり、液面から発生する可燃性蒸気が空気と混合して火源に触れると容易に引火します。そのため火気の使用を厳しく禁じる「火気厳禁」の掲示板を、赤地に白文字で設けなければなりません。ガソリンスタンドや塗料工場で見かける表示がこれにあたります。

【試験の罠】第4類は注水消火が不適当ですが、これは水に浮いて火面が拡大するためであり、水と反応するわけではないので「禁水」の掲示板は不要です。消火方法の話と掲示板の話を混同させるのが典型的なひっかけです。
問82-3

給油取扱所に設けなければならない掲示板に関する記述として、正しいものはどれか。

  • 「危険物給油中」と表示し、地を赤色、文字を白色とする
  • 「給油中エンジン停止」の表示は黄赤色地に黒色文字とする
  • 「給油中禁煙」と表示し、地を青色、文字を白色とする
  • 「給油中立入禁止」と表示し、地を白色、文字を黒色とする
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正解 「給油中エンジン停止」の表示は黄赤色地に黒色文字とする
解説
危険物の規制に関する規則第18条により、給油取扱所には「給油中エンジン停止」と表示した掲示板を設けます。配色は地が黄赤色、文字が黒色です。給油中にエンジンを掛けたままにすると、排気系の高温部や電気系統の火花がガソリン蒸気の火源となるおそれがあるため、利用者に確実に伝える必要があります。

【試験の罠】黄赤色(オレンジ色)という珍しい指定が問われます。標識の白地黒文字、火気厳禁の赤地白文字、禁水の青地白文字と並べて、給油取扱所だけ黄赤地に黒文字と整理して覚えましょう。
問92-3

移動タンク貯蔵所に掲げる標識に関する記述として、正しいものはどれか。

  • 車両の右側面に、白地に黒文字で「危険物」と表示した板を掲げる
  • 車両の屋根の上に、赤色の回転灯とともに標識を掲げるものとする
  • 車両前後の見やすい位置に、黒地に黄反射塗料で「危」を表示する
  • 車両の左側面に、青地に白色の文字で「危」と表示した板を掲げる
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正解 車両前後の見やすい位置に、黒地に黄反射塗料で「危」を表示する
解説
危険物の規制に関する規則により、移動タンク貯蔵所には、車両の前後の見やすい箇所に0.3m平方以上0.4m平方以下の正方形の板を掲げます。地の色は黒色、文字は黄色の反射塗料その他反射性を有する材料で「危」と表示します。夜間でも前後の車両から視認できるようにするための規定です。

【試験の罠】掲げる位置が「側面」ではなく「前後」である点、色が「黒地に黄色」である点、そして反射性の材料を用いる点が問われます。製造所等の標識(白地に黒文字)とは全く異なる規格である点に注意しましょう。
問102-3

製造所等における標識及び掲示板の設置に関する記述として、正しいものはどれか。

  • 見やすい箇所に設ける義務があり、その義務は所有者等が負う
  • 危険物保安監督者が自らの費用で設置する義務を負っている
  • 所轄の消防機関が製造所等ごとに作成し、交付するものである
  • 指定数量の倍数が10以上の製造所等に限って設置義務がある
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正解 見やすい箇所に設ける義務があり、その義務は所有者等が負う
解説
製造所等の位置、構造及び設備の技術上の基準として、見やすい箇所に危険物施設である旨を表示した標識及び防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けることが定められています。これは施設の基準であるため、遵守義務を負うのは製造所等の所有者、管理者又は占有者です。

【試験の罠】標識・掲示板は指定数量の倍数にかかわらず、許可を受けた製造所等であればすべてに必要です。「倍数10以上に限る」という条件は予防規程や警報設備の基準であり、標識・掲示板とは無関係です。
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